「虹のこども園」のロゴにまつわるおはなし

新学期を迎えました。今年は幼稚園部には5名の新入園児がおりますが、初日から泣く子が一人もおらずこんな年もあるんだなあと感じる11年目の春です。
とはいえ、楽しいながらも初めての集団生活に、知らず知らず緊張もしている子どもたち。
お家でゆるむと泣いたりぐずったり、体調も崩しやすくなる新学期です。
スロースタートでのんびり慣れていってくれればと思います。

さて、今年より新しくなったHPをご覧になり、園のロゴが新しくなっていることに気づかれた方もいらっしゃることでしょう。先日ご紹介しました園の新看板も、こちらのロゴの文字を使用していただいています。
実はこの新ロゴには、ひとつひとつの文字におはなしが含まれているのです。

デザインは、園のwebも作成して下さっている、ご近所の苦竹印刷ギャラリー チフリグリデザイン室にお願いしました。門脇優介さんといのうえ佳代子さんによる、とても丁寧なお仕事です。

たとえば、、、
「虹」という字は、伸びやかに、広いところに虹がかかる感じ。「虫」篇が含まれているように、生き物の気配も意識されています。
「園」という字の取り囲んでいる「口」は、小石もあるような平坦ではない野性味のある園庭を意識されています。
「土」は風のお通りに。
中の「口」は笑っている感じに。
「口」の下は、樹の幹として、ついばむ鳥や葉や実も茂る頼れる太い感じを表現しています。

おふたりが試行錯誤の上に生み出してくださった新ロゴは、11年目を歩き出す園にぴったりの、気負わず、ありのままで、しかしどこかどっしりと安定感があり、みんなで虹のかかる未来に向かって歩き出すような息づかいのロゴとなりました。

いろんなところから園を応援して下さるエネルギーに支えられて、新しい春を歩み始めています。

ABOUT

虹乃美稀子東仙台シュタイナー虹のこども園 園長
園長および幼稚園部担任他。
公立保育士として7年間保育所や児童相談所に勤務後、2000年に音楽発信ホーム「仙台ゆんた」を開き、アンプラグドのライブ企画など行う。
並行してシュタイナー幼児教育者養成コースに学び、南沢シュタイナー子ども園(東京都東久留米市)にて吉良創氏に師事。
08年仙台ゆんたに「虹のこども園」を開く。
民俗学とロックとにんじんを好む。1973年生まれ、射手座。

著書
『小さなおうちの12ヶ月』(河北新報出版センター)
『いちばん大事な「子育て」の順番』(青春出版社)