はじめまして。
シュタイナー教育者の虹乃 美稀子です。
私は、「虹のこども園」という
小さなシュタイナー幼稚園を
運営しています。
今回は、普段園の保護者さんにお伝えしている
アドバイスを元に作成した
子どものスピリチュアリティを育てるために
やっていいこと、避けることリストを
皆様にお配りすることにしました。
いま、教育の現場では子どもたちを取り巻く
様々な問題が語られています。
子育ての孤立
自己肯定感の欠如
スマホやゲームへの依存
より見えにくくなっている「いじめ」
発達に困難を抱えたり、
生きづらさを抱えている子の増加
・・・・・・
こうした問題の解決策を様々な形で解決しようと
いろいろな研究や試みがなされていますが
なかなか改善に向かわずに、
子どもたちが毎日を子どもらしく
生き生きとした子ども時代を
過ごしにくくなっているのは
どうしてでしょう
「閉塞感」
今の社会の空気を
フィルターなくダイレクトに吸い込んでいるのは
実は子どもたちです
マザーテレサは
「現代の飢餓は、霊性の飢餓である」
という言葉を残しています
「霊性=スピリチュアリティ」
とは耳慣れない言葉かもしれませんが
私たちのからだとこころの奥にある
人間の芯となるようなものだとイメージしてください
自分のことを「わたし」
と認識している深い部分であり
人間が人間たる、大事なところです
「尊厳」そのものです
子どもの瞳にじっと見つめられたとき、
何かとても尊いものに触れたように
ドキッと感じることがありますね
あの瞳の光は
子どもが持って生まれてきた
スピリチュアリティの放つ
内なる光です
子ども時代にみんな持っていた
内なる「光」を大切に育てることは
その子らしく人生を自由に歩んでいくために
一番大切なことです
スピリチュアリティを育む教育こそが
今の時代に、早急に必要なことなのです
教育や保育・療育に携わる方、親御さん、子どもと向かい合っている全ての大人の方々が対象です。
第二期生募集開始は3月よりスタート!(6月から11月の講座になります)
一期生は44名が受講中(カップルエントリー含む)半年間連続講座 大人も育つ「子どものスピリチュアリティの育て方」
公立保育士として7年間保育所や児童相談所に勤務後、シュタイナー幼児教育者養成コースに学ぶ。南沢シュタイナー子ども園にて吉良創氏に師事。
2008年「東仙台シュタイナー虹のこども園」を開園。幼稚園部を中心に、未就園児親子クラスから小学生クラスまで、12年間にわたる子どもの成長を見守る草の根の教育機関として運営。東京をはじめ、全国各地でシュタイナー講座・子育て講座を開催。
著書『小さなおうちの12ヶ月』(河北新報出版センター)『いちばん大事な「子育て」の順番』(青春出版社)