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子どものスピリチュアリティの育て方

「自分の人生全体を俯瞰している感覚だった。私は、どこから来たのか――。」

本来「スピリチュアリティ」とは、ひとりひとりの人間が唯一無二の自我を持った存在である証しであり、「精神」や「霊性」と訳されます。

「ひとりひとりは全く違った精神的な存在である」という考えは、シュタイナー教育の大事な柱の一つですが、実に当たり前のことでありながら大事にされていない、もしくは忘れられているのが現代社会です。

教育や子育ての課題、社会の行き詰まり、環境問題、、、様々な現代社会の抱える困難の根っこに「ひとりひとりはみんな違う」という精神性の尊厳が大事にされていない状況があります。

これからの時代に大事なことは、新たなスペックを身につけさせようとすることよりも、人間として本質的な自己肯定感を育む個別の精神を尊ぶ教育であり、子育てです。

大変好評のうちに3月に修了した第1期を経て、9月からいよいよ第2期がスタートします。
また、そのプレイベントとしてトークライブ「子育てはアート―これからの時代に大切な、子どものスピリチュアリティの育て方」もオンラインで行います。

本当のスピリチュアリティを知ることは、地に足をつけて、この世界でしっかり自分らしく生き抜く大きな助けになります。それは人間としての知性の育みです。

一緒にその一歩を、踏み出してみませんか。

  • 第二期プレイベント 2021年7月19日(月)

    ZOOM オンタイム 10:00〜11:30|開催日より2週間の録画視聴可能

公立保育士を経て、シュタイナー幼児教育者として自園で担任を続ける、保育歴27年の教師が語る、これからの時代に大切な「子どものスピリチュアリティを育てる教育」のお話です。

第1期生感想の声より

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「子育てのためだけではなく、自分の人生にとって共に歩んでいくものになるきっかけとなりました。」

「毎回、どうしたらこんな内容になるのかと驚きと感動の連続でした。」

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「現代は、霊性(スピリチュアリティ)の飢餓の時代である」――マザー・テレサ

「霊性」という言葉は、WHO(世界保健機構)憲章においても、健康を定義する要素の一つとして肉体的、精神的、社会的な健康に加えて考慮されるべきものとの論議が重ねられてきました。デジタル社会が加速する現代において、教育や子育ての場においても「人間性」が失われがちになっています。
どんなに時代が変わっても、「人間が育つ上で普遍的に大切なこと」が基本です。

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「自由に生きる」ために大切な、自分軸と自己肯定感

「自分がやりたいことが自分でわかり」
「ぶれない自分の軸を持って」
「時代や社会の変化に翻弄されずに」自分の人生を自由に生きる大人になることを大事にするアプローチです。

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子育ては、アート

だから、正解も失敗もありません。子どものそばにいるあなたが、あなたらしく在ることが、いちばんだいじです。

  • 第二期 2021年9月4日〜2月19日
  • 1. スピリチュアリティってなんだろう? 2021.9.4
  • 2. わたしの中の子どもを抱きしめる 2021.9.18
  • 3. 星の階段を降りてやってきた子どもたち 2021.10.2
  • 4. 子どもの発達 普遍のひみつ 2021.10.6
  • 5. 運命への信頼は、自由への扉 2021.10.30
  • 6. 「意志・感情・思考」21年かけて順番に育つ三つの力 2021.11.6
  • 7. 大人も7年ごとに成長変容する秘密 2021.11.20
  • 8. 地球とつながる生き方へのシフト 2021.12.11
  • 9. 地に足つけて社会とつながるスピリチュアリティ 2021.1.8
  • 10. 子どもたちに贈る愛という熱の力 2021.1.29
  • 11. 察する力を育てるー子どもとのやりとりは直感が9割 2021.2.5
  • 12. 世界を抱きしめられるわたしへの変容 2021.2.19

教育や保育・療育に携わる方、親御さん、子どもと向かい合っている全ての大人の方々が対象です。

「いちばん大事な『子育て』の順番」

人間の成長発達は、人類の進化に呼応していること、7歳ごとの成長発達の基本のプロセスを押さえることを柱とし、乳児期・幼児期・学齢期・10歳以降と順を追って具体的な場面を提示しながら書いていますので、どこから読んでも読みやすい本です。

第1期生感想の声より

「今、目の前にいるこどもとどう関わるかについても、具体的に生かせる内容を学ぶことができて有難かったです。娘のためをおもって踏み出した一歩が、結果的に私自身の世界を広げてくれました。 」
(女性・主婦)

「これまで考えてきたことの再確認ができたり、子どもの成長の普遍性や大人の7年ごとの変容などは知らないことで新鮮な発見・光がありました。この講座で聞いたことはこれからの自分の生活・自分の人生を通して自分で実感を得ていくものだろうと感じています。」
(男性・農業)

「この講座は、私のお守りのような時間でした。光と闇の話の後は、闇の時間も大切に感じました。愛とは熱であると聞いた後は、愛をもって向き合うことの大切さを感じ、それならば自分は歩んでいけると、勇気を得ました。(中略)また画面越しでしたが、共に学ぶ仲間の姿が見られたことが励みになりました。出会いに感謝いたします。」
(女性・保育士)

「素晴らしい仲間にも出会え、素晴らしい学びができました。心から感謝いたします。人生のかけがえのないページとなり、そしてここがまた新たなスタートになるような気がしています。」
(女性・自営業)

「オンライン講座でなかったら、学ぶことはできなかったと思います。子育てしながらでも、仕事しながらでも、自分の時間で学ぶことが出来るという講座スタイルだったことで、全12講座を通してシュタイナーの考えを学ぶことができました。コロナ禍で不安も大きな時期に、シュタイナー教育を知ることが出来たこと、学ぶことが出来たことは大きな意味があったと思います。」
(女性・保育士)

「今まで、シュタイナー教育だから、テレビは見ない!おもちゃはこういうものを!おやつはこういうものを!服装はこう!手仕事をしよう!と形ばかりを意識していたような気がします。でも、この講座を受けて、それらはもちろん大事だしそこに意味もある。けれどもっと大事なものがそこにあってちょっとはき違えていたな、ということに気が付くことができました。(中略)そんなことよりもっと大切なことがあるのだよ。その子の生まれてきた目的に、その子の小さな思いに耳を澄ませ、世界は大丈夫よ~!!!と地に足ついて真摯に共に生きていこう。と思うようになりました。」
(女性・研修講師)

「自分を大切にしようという気持ちが膨らんで、自分の短所というか苦手な事にもっと気楽になれました。俯瞰的に考えられることが多くなったかなと思います。
(中略)その人の育った背景とか持っているスピリチュアリティとか愛し方とか、ひっくるめて愛おしいものに感じられるようになったというか。小さなことですけど、世界を抱きしめられる私に変容していくのはこんな小さなことの積み重ねなのかなと思いました。」
(女性・主婦)

「半年の講座を通して、目の前の方がもともと備えてらっしゃる”内なる光”を感じることができるようになりました。子どもたちに至ってはみていると泣きそうになるくらいの尊さを感じます(自分の息子にさえそんな瞬間があります。数年前の私に伝えたい…)。その光をみつめ、変容やのびしろに気づくことによろこびを感じます。そのよろこびは言葉にしなくても伝わるから。子どもたちは私にそれを常に教えてくれる存在ですが、私は子どもたちを見守るすべての大人にむけてそのよろこびを向けたいと思うようになりました。」
(女性・料理家)

「先生の伝えたいことをもっともっと知りたがっている人が居るし、自分が知りたいという事に気づいていない人も居ると思うし、気づいていなくて子育てで息詰まったり苦しんでる人も多くいると思います。そんな人に知ってほしいし広まっていって欲しいお話ばかりでした。 私は講座に出会えてラッキーでした。」
(女性・主婦)

「今回の講座を受ける前と後で、自分自身の心の変化を感じています。心がより自由になっていく感覚と、世界は怖くないと思える感覚が芽生え、今までとは違った日常がみえています。今回の学びがこれからの私自身の軸となれるよう、噛みしめていきたい、感じていきたいなと思います。」
(男性・会社員)

「学びを続けていると、その時は消化しきれていなくても、日常生活を通じてスッと腑に落ちる出来事がやってきます。ついついノウハウ本やテクニックを学びたくなるけれど、根っこの部分を学べているからこそ知らず知らずのうちに、自分で考え感じる力が育まれてきているなと感じます。今回の講座を通じて自分の中で色々な変容がありました。」
(女性・自営業)

「二人の娘も幼児期を既に過ぎ、子どもらの手は放し、寄り添うのは心だけとなった今、なぜ、子育てについて、改めて学び直すことがあるのだろうと思いつつ、直観で受講したいと思う気持ちに駆られました。うんうんそうだったと、頷くこともありましたが、多くはそうだったのか?と驚くことも多かったです。そして、母としてだけでなく、大人として、地球上にいる自分として、これから残りの人生をどうしようと思う自分として、多岐に渡り、思いを巡らすことができました。」
(女性・発達支援指導員)

プロフィール

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虹乃美稀子

東仙台シュタイナー虹のこども園 園長

公立保育士として7年間保育所や児童相談所に勤務後、シュタイナー幼児教育者養成コースに学ぶ。
南沢シュタイナー子ども園にて吉良創氏に師事。

2008年「東仙台シュタイナー虹のこども園」を開園。幼稚園部を中心に、未就園児親子クラスから小学生クラスまで、12年間にわたる子どもの成長を見守る草の根の教育機関として運営。
東京をはじめ、全国各地でシュタイナー講座・子育て講座を開催。

著書
『小さなおうちの12ヶ月』(河北新報出版センター)
『いちばん大事な「子育て」の順番』(青春出版社)

「子どものスピリチュアリティの育て方」

シュタイナー教育で大切にしているスピリチュアリティについて学び、ご家庭や指導の場でも実践していただくくことができるようになる講座です。

© 2021 Mikiko Nijino