世界は今、かつてないスピードで変わり続けています。しかし、そんな時代においても人間にとって大切なことは変わりありません。それは「自分を生きる」ということです。
自分の内側に耳を澄まし、自分の意志においてやりたいことを行い、その責任を取ることができる。それが、本質的に自由で自立した大人の在り方です。
これからの時代は、一層「自由で自立した大人」であることが大事になってきます。変化の激しい時代であるからこそ、「自分であること」を愛することのできる、生き抜く根っこの力が求められるのです。
その力を育てる土台は、成長してからは記憶にも残らない、そしてだからこそ人間の無意識の領域に大きな影響を与える乳幼児期にあります。この乳幼児期の出会いを、私たちはとても大切に考えています。
ひとりひとりの子どもには、唯一無二のかけがえのない個性(霊性)が宿っています。その個性を大切に感じ取り、受けとめて愛と信頼の下に育む教育を大切にしています。
五感をいっぱいに広げ、身体を良く使い、安定した生活リズムの中でのびのびと遊び込む子ども時代はその子を一生支える土台となります。
子どもが、子どもらしく、子ども時代を過ごすことが、
どんな時代の変化に置いても、人間としてこの地球にしっかりと根を下ろして生きる力を育みます。