人間の成長発達は、人類の進化に呼応していること、7歳ごとの成長発達の基本のプロセスを押さえることを柱とし、乳児期・幼児期・学齢期・10歳以降と順を追って具体的な場面を提示しながら書いていますので、どこから読んでも読みやすい本になりました。
――子どもたちの生きる力の根っこを育みたい。そんな思いで仙台市宮城野区の一軒家にシュタイナー幼稚園を開設した著者が、幼稚園の一年の暮らしを紹介、子どもたちや教育への熱い思いをつづりました。どうすれば個性を伸ばし、自発的な成長を促すことができるのか。全編に満ちた温かな眼差しが、読む人の共感を呼びます。