「夏至のためのファンタジー 手仕事と動きのワークショップ 〜山上かさねさんを迎えて」

シュタイナー人形作家の山上かさねさん(東京)をお呼びして、コラボレーション・ワークショップを行います。

かさねさんの生み出す季節のお人形たちとその世界観は、見る人のファンタジーを刺激します。

陶芸家のご両親のもと、幼少期を森の中で過ごしたことで、自然界への親しみのある眼差しがあの愛らしい世界を生み出し続けているのかもしれません。

6月は、地上に降り注ぐ光が一番強くなる「夏至」を迎えます。
夏至(ヨハネ祭)にちなんだチョウチョや焚き火の風景を作りながら、アントロポゾフィー的な夏至の季節の気分を受け取りましょう。
そして、実際にその人形を使って、動かしたり、ごく簡単な流れの動画を撮ってみたり、
それから「ライゲン」と呼ばれる踊りを動いてみたりしましょう。

ファンタジーを広げて、夏至の気分をからだいっぱいに吸い込みます。
夏を深く、味わうために。

【講師の山上かさねさんよりメッセージ】
   

こんにちは。東京で人形作家として活動している山上かさねと申します。この度、虹のこども園にお邪魔することになり、みなさまにお会い出来るのをとても楽しみにしております。

今回はふたつのワークショップをご用意いたしました。
それぞれのお人形を使った美稀子先生による人形劇やライゲンのワークショップもどんなものになるかとてもワクワクしております。
 

①チョウチョと妖精の魔法の杖

 

夏至にぴったりな、薄く薄く羊毛で作るチョウチョ。
チョウチョという存在は光そのものです。
また、夏至の前夜には妖精界の扉が開き人間界と交流する日とも言われているので、チョウチョの妖精も作ります。
それぞれを木の枝の先に付け、魔法の枝を作りましょう。
   


6/2金曜

午前 10:00~12:00   お人形作りWS(チョウチョ)
ランチ
午後 13:00~15:30      お人形を動かしてみる〜小さな人形劇(動画撮影)WS
私が、動きになる〜小さなライゲンWS

参加費 9000円(税抜) 材料費込  定員8名

②焚火のこどもたち

 

北欧では夏至のお祭りで焚火をする習慣があります。悪いものを追い払い、秋の豊穣を祈り、福を呼ぶとされています。そんな焚火を囲むかわいい男の子と女の子を作ります。頭には花輪をかぶせます。

 

6/3土曜
午前  9:30~12:30   お人形作りWS(焚き火)
            ランチ
午後 13:30~15:30      お人形を動かしてみる〜小さな人形劇(動画撮影)WS
                                  私が、動きになる〜小さなライゲンWS

参加費 9500円(税抜)材料費込  定員10名

*大人のみの会です。
*ランチはご持参ください。ご希望の方には「虹のこども園のパン給食セット(キビと野菜のスープ・天然酵母全粒粉パン・サラダ・コーヒー)」を700円(税込)でご用意します。

お申込フォームはこちらです

https://forms.gle/V4uZGEPeg6m3YeZn8

講師 山上かさねさん
人形作家。栃木県出身、東京都在住。
子育てを機にシュタイナー教育と出会い人形作りを始めました。作家活動の他にも、草木染めなどの手仕事講座を行っております。

 

 

ABOUT

虹乃美稀子東仙台シュタイナー虹のこども園 園長
園長および幼稚園部担任他。
公立保育士として7年間保育所や児童相談所に勤務後、2000年に音楽発信ホーム「仙台ゆんた」を開き、アンプラグドのライブ企画など行う。
並行してシュタイナー幼児教育者養成コースに学び、南沢シュタイナー子ども園(東京都東久留米市)にて吉良創氏に師事。
08年仙台ゆんたに「虹のこども園」を開く。
民俗学とロックとにんじんを好む。1973年生まれ、射手座。

著書
『小さなおうちの12ヶ月』(河北新報出版センター)
『いちばん大事な「子育て」の順番』(青春出版社)