たらちねの会「シュタイナー子育て入門ベーシック講座 ご報告」

立春を迎え、春の足音が聞こえ始めた今日この頃ですが、週末には大寒波到来だとか。
三寒四温を繰り返す空に翻弄されながらも、春の訪れに心躍らせるこの時節。
もしかすると、寒い地域に暮らす東北人だからこそ味わえる、春待ちの幸福感なのかもしれませんね。

さて、年間を通して企画・開催をしてきました【シュタイナーの子育て入門 ベーシック講座】
すべての日程を無事に終えることが出来ました。
はじめての試みで手探りの中での開催でした。
子どもがいても学びたい。子どもがいるからこそ学びたい。
私達自身が求めていたことを、私達も当事者となりながら、皆で可能にしていく方法を模索しました。

出掛けたいけれど、子どもを預けられない。
それなら一緒に出掛けられるように。
時には主催者側も子ども連れで、お互いに子どもたちを見守りながら。

慣れないことで不手際もあったかもしれませんが、
それも皆さんに温かく受け入れていただきながら進めてこられたように思います。

運営を通して私達が得たこと、そこからの学びも大変大きなものとなりました。
学びたいと思ったときに学べる機会があるということ。
それが子育て中の母という状況であっても可能となる環境を、
今後も継続して行けたら素晴らしいと思っています。

講義を担当してくださった美稀子先生。
いつ聞いても、かつては子どもだった“わたし”の奥底のなにかに触れてくるような
本質的なお話を聞かせてくださり、ありがとうございました。
ユーモアたっぷりの先生の講座はいつも時間があっという間で、
お話のあとには小さな蕾がふわりと花開くようなあたたかな気持ちを味わうことが出来ました。
ありがとうございました。

土曜日の朝早くに出かける母を快く送り出してくれた子どもたち、家族。どうもありがとう。

足をお運びいただき、ともに学びの時間を共有できました皆さん。ありがとうございました。

関わってくれたすべての皆さんに心から感謝いたします。

そして、またお会いできますことを、楽しみにしています。

たらちねの会一同

(文・たらちねの会 木ノ瀬)