「『しつけ』という言葉に皆さんはどんなイメージを持たれますか?」
そんな問いかけから始まった第2回目の子育て講座。
「クリエイティブな『しつけ』の力」というテーマにご興味を持たれたお母さんやおばあちゃん、総勢20名もの方にお集まりいただきました。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
最近の子どもにまつわる悲しいニュースの多くには、行き過ぎた「しつけ」の結末であるとか、
褒める叱るの是非も含めて、そもそも「しつけ」はしなくてもいい、などの論調を目にすることも少なくありません。
「しつけ」という言葉に対するネガティブなイメージが先行しているような感じ。
「しつけが成っていない」というのは、親にとっては耳の痛い言葉でもあります。。。
たしかに、迷惑を顧みずにふるまうことが自由に生きるということではない。
しかし同時に、子どもに口ごたえさせず、大人の思い通りに支配したり自主性を奪うことが
イコールしつけではない、と感じている方も多いと思います。
自我が芽生えるといわれる9歳までの子どもにとって、私は世界、世界は私、
そこには善いも悪いもなく、大人の価値観や考え方、心の在りようまでも吸収して育っていく。
この世界に生まれ落ちてきた子どもたちが、自分らしく社会で生きていくために
子どもにとってふさわしいお手本を示していくことが大人の役割。
その役割を手放してしまった大人の下では、子どもは自分をどうコントロールしてよいか分からない。
「子どもは自分をしつけてほしいのです」という言葉が印象的でした。
ダメ!ということだってもちろん必要、そのケースや具体的な対応についても聞くことができました。
どんなテーマであっても、子どもの成長発達を大人が知っておくことで
今のその子に対しての向き合い方が分かるし、気持ちもグンと楽になります。
そして、いつのときも、子どもにとって大事なのは親である私の意識なのだなぁと改めて痛感させられました(笑)
次回の講座も今から楽しみです!
次回は、9/28(土)10:00~12:00
「子どものためのおやつと食事」です。
詳しくはこちらをご覧下さい。
どなたでもご参加いただけます。
(文・たらちねの会 中野)