marina pharmacy 連続講座「シュタイナーの12感覚」@下北沢

 

 

 

大人のためのシュタイナースクール 2020  

「ようこそ、12感覚の世界へ」

 

 

6月からスタート
連続講座 「The right order 〜 シュタイナーの12感覚の世界を探る」

*基本的にリアルでの開催になりますが、初回6月はオンラインでの開催になります。
*地方や通えない方につきましては、すべてのクラスをオンラインでご参加いただけます。

感覚とは、なんでしょう。
感覚とは、私たちの体と意識を通して世界と出会う扉のようなものです。
通常、人間に備わっているのは「視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚」の「五感」と言われています。
そしてその範疇に入らない、超感覚的に察知するものを「第六感」と呼んだりするのは、世界共通の表れのようです。

シュタイナーは私たち人間は「12の感覚を備えている」と言っています。
12もあるのかと驚かれるかもしれません。
中には「思考感覚」とか「自我感覚」とか、言葉を聞いただけではピンとこないものもあります。
普段私たちが「第六感」とか「虫の知らせ」と言って流してしまうことの中には、
こうした自分が意識していない感覚の発動があるのかも、しれません。

私たちはこうした自分の中にある様々な感覚を意識してもしなくても、
常に様々な感覚の刺激を体験し、
それに反応することで、自分の言動や感情を生み出しています。
つまり、生きることとは、絶え間なく続く感覚の刺激による自己の反応であるとも言えるのです。
そしてこの12の感覚は低位・中位・高位の三つの領域に分けられ、互いに関わり合っています。
こうした自分の中に潜む感覚について学んでいくことで、
自分自身をより深く認識していくことはもちろん、
自分を取り巻く世界や他者ともまた深く出会い直したり、理解が深まったりしていくことでしょう。
12感覚を知ることは、「自己と世界を自分自身で紐解いていくこと」なのだと思います。
こんなに面白いことが、あるでしょうか。

自分を知るにも、世界を知るにも、正しい順番ー the right order があります。
生きることの根っこにある「12感覚」について、順を追って扉を開いていきましょう。
自分自身を知るための自己教育の学びとして、どなたにもおすすめできる内容ですが、
特にセラピストやボディーワーカー、福祉・介護などの専門職の方々、子どもたちの感覚の世界と深く関わっている保護者、 保育・教育関係者の方々には日々の実践に活かせる内容がたくさんあります。
今まで気づかずにいた自分と世界に、自分自身の感覚で新しく出会う、2020年のスタートです。

シュタイナーに興味はあるけど難しいと感じていた方、はじめての方でもこのテーマに興味を抱き、自分らしく生きること向き合うことを大切にされている方、誰でもご参加いただけます。同じメンバーでワークショップ形式で進めていきます。一年を通して、シュタイナーの思想が自分の身体と心と頭に少しずつ馴染んで今を生きる知恵になっていただけることを願っています。

*すべてご参加いただくことが前提となります。申し込まれた時点で、最初の課題をお伝えします。初回は課題を持ち寄っての始まりとなります。なるたけ早めにお申込みになることをお勧めします。

― 今年の連続クラスのスケジュールです −

午前のクラス:10:30〜12:30 / 夜のクラス:19:30〜21:30

第1回 6月4日(木) 《 触覚/生命感覚 》
第2回 7月2日(木) 《 運動感覚/平衡感覚 》
第3回 8月20日(木) 《 味覚 / 嗅覚 》
第4回 10月15日(木) 《 視覚 / 熱感覚 》
第5回 11月12日(木) 《 聴覚 》
第6回 1月21日(木) 《 言語感覚 》
第7回 2月11日(木) 《 思考感覚 》
第8回 3月25日(木) 《 自我 / 他我感覚 》

*基本的にリアルでの開催になりますが、初回6月はオンラインでの開催になります。
*地方や通えない方につきましては、すべてのクラスをオンラインでご参加いただけます。
*午前と夜のクラスがありますが、基本の参加クラスを決めて頂き、その時間帯のクラスに参加できない場合は変更可能です。その際には、お気軽にご相談ください。

単発クラス「季節の祝祭ワークショップ」

こちらは、連続クラス参加ではない方も自由に参加いただけます。

9月17日(木) 「ミカエル祭 ワークショップ」
秋分の敷居を越えるという秋のミカエル祭は人智学の中で祝われる独自の祝祭です。外界の日の光は弱まっていく季節ですが、人間は逆に内的な内なる光を意識的に強めていくことができます。それはー思考が意志を支配するーという人間としての修練にも繋がって行きます。正義と勇気を象徴する赤いものを身につけて集まるパワフルなセレモニーです。

12月21日(木) 「アドヴェントセレモニー」
クリスマスを待つひと月ほどの「アドヴェント」の期間は、自分の中でも新たな生まれ変わりを待ち望むような特別な時間です。モミの枝のスパイラルの中へ、ミツロウろうそくを灯した「りんごろうそく」を手に静かに入っていく聖なる時間、今年もご一緒しましょう。

― ワークショップ詳細 ―

場  所:mahina pharmacy store
参加費用:参加費用:各回 5,500円(税込価格・ハーブティー)
基本的に8回の連続クラスになっております。全クラス参加をお願いいたします。
クラスで使用するエポックノートと色鉛筆セット1700円
お支払方法は、3パターンあります。
① 8回分一括でお支払下さる場合は、消費税分4,000円値引きさせていただき
40,000円となります。
② 8回分を2回分割でお支払い下さる場合は、-2,000円値引きさせていただき
1回目22,000円と2回目20,000円となります。
③ 各回ごとに分割でお支払いされたい場合は1回 5,500円となります。
*但し、やむを得ずお休みされる場合もお休みの回も
お支払い頂きますことをご了承くださいませ
持  物:筆記用具
定  員:13名(開催人数4名以上)

講師プロフィール

虹乃 美稀子
仙台市保育士として7年間勤務後、シュタイナー幼児教育者養成コースに学び、南沢シュタイナー子ども園にて吉良創氏に師事。2006年より園の前身となるシュタイナー親子クラスを主宰。2008年「東仙台シュタイナー虹のこども園」を開園。以降、園長として日々子ども達と関わりながら、仙台、東京、岩手にてシュタイナー講座を通年で開催し続けている。
2019年8月、新聞連載されていた園の季節の暮らしを綴ったエッセイ「小さなおうちの12ヶ月」(河北新報出版センター)を出版。

お問合せ・お申込み

マヒナファーマシーお問い合わせのページから、本文に「ワークショップのタイトル」「お名前」「ご住所」「ご年齢」「お電話番号」「参加人数」「連絡先メールアドレス」「クラスは午後と夜があります。ご希望をご記入ください」「今回のWSに期待されていること」を記載してください。

ABOUT

虹乃美稀子東仙台シュタイナー虹のこども園 園長
園長および幼稚園部担任他。
公立保育士として7年間保育所や児童相談所に勤務後、2000年に音楽発信ホーム「仙台ゆんた」を開き、アンプラグドのライブ企画など行う。
並行してシュタイナー幼児教育者養成コースに学び、南沢シュタイナー子ども園(東京都東久留米市)にて吉良創氏に師事。
08年仙台ゆんたに「虹のこども園」を開く。
民俗学とロックとにんじんを好む。1973年生まれ、射手座。

著書
『小さなおうちの12ヶ月』(河北新報出版センター)
『いちばん大事な「子育て」の順番』(青春出版社)