虹のこども園だより9月号｜2023 | 東仙台シュタイナー

観測史上いちばん暑い夏となった仙台も、いよいよ朝夕は涼しい風を感じるようになってきました。今年の中秋の名月は、9月29日。ちょうどミカエル祭と重なります。
今年は終わりのないように思えた猛暑が続きました。
こんなにも秋を心待ちにしたことはなかったかもしれません。
涼やかな秋風に吹かれながら、まあるいお月さまを眺めるのが、今からとても楽しみです。

八月の振り返り

夏休み行事「星まつり」。
今年も青少年の森の古い洋館とお庭で卒園生や親子クラスも迎えて行いました。
水ヨーヨー釣り、風船うちわ運びや貝すくいなどのコーナー遊びに、
ミニコンサート。
今年は井上英司さんがアコーディオンとギターで、優しく穏やかな音楽とうたを届けて下さいました。
宮澤賢治の「星めぐりの歌」は、子どもたちもよく知っているので、
誰からともなくいつのまにかみんなで歌っていて、その歌声が静かで星のささやきのようで、美しかったです。
最後はお庭で恒例の「虹のこどもの盆踊り」を。
今年は井上さんがアコーディオンで伴奏してくださり、より楽しく踊れました。

一般公開の小学生サマースクールは、2日間行われました。
オイリュトミーを体験したり、流木を使って一輪挿しを作る工作をしたり、にじみ絵の水彩にじっくり取り組んだり。おやつ作りも楽しみました。
甲原園子先生によるオイリュトミーのデモンストレーションは、目の前で繰り広げられる華麗な動きとピアニストの方の演奏に身を乗り出して見入っていました。

小学生ミカエルクラスは夏休み明けて、12歳になった子のお誕生会をしました。
この春巣立っていった中1生たちが、参加したいと連絡あり2名が里帰り参加。
誕生会のろうそくが、暗がりに1本ずつ灯され光が増えていくのを、じいっと見つめていました。

幼稚園部は、毎年夏休み明けの最初の3日間を分室ピリカで過ごしています。
プール遊びを満喫したり、みんなでお風呂に入ったり、スイカ割りも恒例です。
実は２階の３部屋を使ってのかくれんぼも子どもたちのお気に入り。
一軒家でゆったりとした時間を過ごしながら、少しずつ２学期に向けてエンジンをかけていきます。