台風19号を越えて、やっと秋らしい日々を楽しめた11月。
収穫祭や杵と臼を使ってのお餅つき、紅葉を楽しむ森のこども園など、実りの季節を存分に楽しみました。
公園に行けば、赤や黄色に色づいた葉っぱでおままごとを。自然界の美しさ、豊かさに感謝の秋でした。
いよいよ12月、今年最後の月に入ります。
冬至という自然界の陰の極みに向かう季節、人間界の忙しさと対極にある自然界の静けさにも耳を澄ましていたいと思います。
今年初めて、川崎のプライベートな森をお借りして、保護者会主催のファミリーディが催されました。教師もお招きいただき、小春日和のうららかな天気のもと、焚き火でおいもを焼いたり、丸太の輪切りをヤスリがけして鍋敷きを作ったり。大木の枝に下げられた吊りブランコでは、こどもだけでなく大人もブランコこぎを満喫していました。お父さん方と、初めてビールで乾杯も。おじいちゃんのご参加もあり、子どもたちにあっという間に大人気のおじいちゃん先生となってらっしゃいました。こどもたちは気づけば大人の背丈を優に超える高さの籾殻の山からゴロゴロ転がって籾殻だらけに。小学5年生になった園児のお兄ちゃん(卒園生)と久しぶりにゆっくり一緒に過ごし、会話を楽しめたのもよい時間でした。
11/7〜24まで、幼稚園部の作品展が行われていました。たくさんの方々にお越しいただき、また多くの温かなご感想を賜りありがとうございます。
幼稚園部とおやがめこがめ(プレ幼稚園2歳親子クラス)でそれぞれに餅つき会をしました。ごまもち、きな粉餅、お雑煮とたっぷり食べました。杵を握って餅をつくと、とても力強い気分になります。
この季節になると、幼稚園部・小学生クラスではみつろうろうそく作りを行います。クリスマスのアドヴェントセレモニーで使うりんごろうそくのために、準備するのです。教室中に、みつろうを溶かす香りが満ちてくると、冬の到来を感じるようになりました。みつろう仕事をすると、指先までぽかぽか温まります。
クリスマスの季節にふさわしい、スパイスの香りとジンジャーでほんのり温まるクッキーです。
a) 国産小麦粉80g 全粒粉20g 片栗粉10g シナモン小匙1/8〜 塩一つまみ
b)甜菜糖シロップ40g 菜種油20g しょうがすりおろし5g
甜菜糖シロップ: 甜菜糖100g 水50gを小鍋に入れゴムベラでかき混ぜながら煮溶かす。 冷めたら瓶などに移し冷蔵庫保存する。
園の業務は26日から冬休みに入ります。年明けは1/8の始業です。年内中も遠く近くのみなさに園をお支えいただき、大変お世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いします。
「小さなおうちの12ヶ月」(著・虹乃美稀子/河北出版センター)がクーヨン12月号、暮らしの手帖12-1月号にて書評コーナーで紹介されました。
・仙台 1/18(土)10:00〜たらちねの会子育て講座第4回「きょうだいと育つ~生まれる順番の秘密とは」
・岩手 北上市でのシュタイナー講座です。 12/7(土) 14:00〜「アドヴェントセレモニー」・東京 下北沢 mahina pharmacy store12/19(木)午前の会 10:30〜 / 夜の会 19:30〜「冬至のお祝い シュタイナーアドヴェントセレモニー」
今月の更新は12/12満月、12/26新月です。どうぞお楽しみに。