新学期です。園は15年目の春を迎えました。今年は予科・本科・専科合わせて60名の子どもたちとスタートします。疫病、天災、戦争と厳しい社会状況が続いていますが、こんな時だからこそ「子どもが子どもらしく、子ども時代を過ごす」ことができるよう、温かな場所作りに努めながら、生きる力の根っこをしっかりと育んでいきたいと思います。今年度もどうぞ、虹のこども園への応援をよろしくお願いします。
本科幼稚園部は、ひなまつり会、おめでとう遠足、そして卒園・修了のつどいと一連の春の行事を味わいながら、あっという間に巣立ちの日を迎えました。年長さんたちは、「最後のにじみ絵」「最後の給食」と今日が最後、という一つ一つを味わいながら園生活を最後まで噛みしめるように味わっていました。ここで過ごした3年間で培った根っこをこれからもどんどん太らせて、その子らしい、大きな木に育っていきますように!
予科親子クラスも、2歳児プレ幼稚園クラス(おやがめこがめみどり組・うみ組)、1歳児ひこばえ・みつばちクラス、0歳児るりのほし クラスとそれぞれに修了しました。写真はうみ組さんの修了記念写真です。みんな1年間で、すっかり大きくなり、成長の喜びを分かち合いました。
専科小学生ミカエルクラス は、今年も1年間の思い出を綴った作文集を作り、最後に保護者さんの前で発表しました。小正月の団子の木作りと、秋の収穫祭の手打ちうどん作りは、特に思い出深い子が多かったようです。毎年変わらず取り組む季節行事を今年も大事にしていきたいと思います。
専科小学生ふくろう文庫では紙版画に取り組んでいます。3月は試し刷りを。「あれ、文字がひっくり返って写っている!」など、実際にやってみることで版画の仕組みがわかるのが面白いようです。
コロナで2年続けてお休みとなったゆんたはるこいまつりを、今年は規模を思い切り縮小して園で開催しました。小さなお祭りでしたが、皆さん本当に楽しんでいただけて、久しぶりの方々との交流の機会にもなり、温かな良い時間を持つことができました。売り上げの一部は、ウクライナのヴァルドルフ(シュタイナー)学校・幼稚園・治療教育センターへの寄付に充てさせていただきました。皆様のご協力、本当にありがとうございました。
牛乳・卵・白砂糖を使わない シュタイナー幼稚園のレシピ
宮城県はいちごの名産地です。真っ赤な色のいちごは、香りをかいだだけで幸せな気持ちになり、春を感じさせますね。もう少しすると、園の分室のお庭のいちごも色づいてきます。春の遠足で子どもたちが摘むのを楽しみにしています。
・いちご200g・てんさい糖50g・レモン汁2/1個分・水100g
①いちごのヘタをとり、洗って水気をとり、食べやすい大きさに切る。②厚手の鍋にイチゴとてんさい糖を入れ2時間~一晩おく。(一晩置くときは冷蔵庫で保管)③イチゴから水分がでてくるので、そこにレモン汁と水を入れ中火にかけ、ひと煮たちさせアクをとり弱火で15分から20分煮る。好みで、果実は濾してもいいし、そのまま食べてもいいです。ジャムより手軽につくれます。パンケーキや、スコーン、炭酸でわったり、豆乳プリンのソースにしたり、好きなものにかけてみてください。
監修 嶋祐子
年も春始まりのゆんたスケジュール手帳が出来上がりました。2022年3月から2023年4月までのマンスリーページと11ページ分のメモページがあります。毎月に「シュタイナーの言葉」が掲載されています。表紙は毎年、教室で描いているにじみ絵です。(園長の趣味の俳句も月ごとに掲載されております。。。)
手帖代700円+送料(1冊140円、2冊180円、3冊〜 冊数に応じる)でお送りします。ご注文はこちらから。
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