立春は、新しい年の春の到来の節目です。昔はこの立春を新しい年の始まりとする習慣もありました。
「立春大吉」と書かれた厄除けのお札が禅寺などに張り出されたりします。これは、「立春大吉」の文字が左右対称で裏から見ても立春大吉と読めるので、中に入ってきた鬼が振り返ってこの文字を見たときに「ここにはまだ入っていない」と勘違いして出て行ってしまうから、なのだそうです。
節分の豆まきを経て、「立春大吉」の文字を見ると、清々しい気持ちになります。ことの他厳しい今年の冬ですが、春はもう、そこまでです。
専科クラスの小学生ふくろう文庫では、年の初めのクラスでは「風と遊ぼう」と、風車を作りました。今年度は夏に伝統の凧づくりをするなど、風を使って遊ぶテーマに取り組んでいます。
幼稚園部では年明けの保育で、味噌づくりを行いました。毎年、それぞれの家庭からすり鉢を持参して、大豆を潰し、麹と混ぜて、給食のお味噌汁に使う一年分の味噌を仕込んでいます。いつも、最後に豆と麹と塩を混ぜ込んだ味噌玉を、えいっ!とカメに空気を抜いて叩きつける様子が印象的なようです。
記録的な寒波で、雪も一気に降りました。お庭では幼稚園部も、それから2歳児のプレ幼稚園クラスでも、雪遊びを存分に楽しめました。昨年は雪が少なかったので、久しぶりの雪遊びのような気がします。子どもたちは大喜びで、雪をベッドに寝転んで空を仰ぐ子もいました。
牛乳・卵・白砂糖を使わない シュタイナー幼稚園のレシピ
黒豆150g~200gフライパンに、重ならない量
①黒豆を水で洗い、ザルで乾かす。②フライパンに、黒豆を入れ、弱火で25分~30分炒る。(木べらやフライパンを揺すりながら。)③香ばしくなったらザルで冷ます。(冷めると固くなります。)保存容器に入れる。
そのままおやつにたべり、節分の豆にしたり、水から煮出す(15分位)と黒豆茶になります。煮出した黒豆も柔らかくたべれます。
(監修 嶋祐子)
2023年3月から2024年4月まで、見開きで1ヶ月のマンスリーページのみとした手帖は薄くて軽いので、予定をコンパクトに把握しやすく、持ち運びにノンストレスとご好評いただいて11年目となりました。
・特徴「ルドルフ・シュタイナーの言葉」が毎月紹介されております。毎月のメモ欄は備忘録に、アファメーションに、ご自由にお使いください。年間カレンダーも取り入れています。
下北沢のmahina pharmacyさんのプロデュースで作られた「優しい眠り」をテーマにした冊子です。文を虹乃が書き、絵はイラストレーターの大森木綿子さんが手がけています。今、4人に1人が睡眠障害を抱えていると言われます。眠りの間に、私たちの精神は星々の世界で地上での目覚めた時間を生きる活力を得ます。ベットのそばに置いてより良い眠りにつけるよう、シュタイナーのアントロポゾフィーの視点から、”眠りのためのイニシエーション” なども掲載しています。木綿子さんの優しい絵に導かれるように、読んでいるうちに安心して眠りにつくサポートになりますように。
*10冊まとめてご購入いただくと、7掛で卸させていただいております。メッセージ欄にその旨ご記入ください。
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