2月。冬はまだ続くけれど、もうすぐやってくる春の気配を感じているのは子どもたちも同じです。「学校行ったらもう幼稚園には来ないんだよ」「春になったら引っ越しするんだよ」
そんな声が教室にもちらほら聞こえるこの頃。
たくさんの期待と、少しの不安が入り混じる新しい春はもうすぐ。
それまでまだ少し、ねっこぼっこのこびとたちが土の下でぬくぬくとして春を待つように、私たちも慣れ親しんだここでの時間をじっくり味わい楽しみましょう。

一月の振り返り

幼稚園部では、給食でのむお味噌汁のお味噌の1年分を子どもたちと仕込んでいます。
今年もお豆をすり鉢でつぶして、麹と塩と混ぜてカメに仕込みました。
つぶしたお豆と麹を混ぜるのは、まるで粘土遊びのよう。
感触も気持ちいいようで、夢中になって取り組みました。
子どもたちは、このお味噌でつくる味噌汁が大好きで、いつもお鍋は空っぽになります。

小学生クラスふくろう文庫の高学年クラス(4,5年生)は、暦の学びを続けています。
今月は、二十四節気の立春・立夏・立秋・立冬について学んだ後、「立春元旦」と書き初めしました。墨の香りが部屋に漂い、凛とした空気が流れていました。

今年は暖冬ですが、やっと雪遊びできるくらい雪が降りました!
子どもたちの喜びようと言ったら大変なものでした。
それにしても、園が始まってからのこの16年を振り返っても、降雪量はずいぶん減ったと感じます。
子どもたちと園庭にかまくらを作って遊んだのはもう何年前でしょう。めっきり減ってしまいました。

虹のこども園壁新聞
2月の予定

全粒粉の蒸しまんじゅう

牛乳・卵・白砂糖を使わない
シュタイナー幼稚園のレシピ

材料(6個分)

・全粒粉小麦粉60g
・アルミニウム不使用ベーキングパウダー2g
・てんさい糖10~20g
・お湯30g

・手粉 適量
・霧吹き用水

・好きなあん20g6個

作り方

①お湯に砂糖を入れしっかり溶かし冷ます。
餡を20g6個用意する。
蒸し器の用意をする。

②全粒粉小麦粉とベーキングパウダーをふるう。

③ふるった粉類に①の砂糖水を入れ切るようにまぜ、まとめたら二つ折りにし、また二つ折りするのを繰り返しまとめたものを6等分し、乾燥しないようにぬれぶきんをかける。
一つ7~8センチの丸に麺棒で伸ばす。周りは薄く真ん中は厚めにする。餡をつつみ、オーブンペーパーの上におき、霧吹きをして表面を濡らして蒸気のあがった蒸し器で中火で11分蒸す。

(監修 嶋祐子)

お知らせ

”春はじまり”のゆんたスケジュール手帖2024-2025
販売開始のお知らせ

2024年3月から2025年4月まで、見開きで1ヶ月のマンスリーページのみとした手帖は薄くて軽いので、予定をコンパクトに把握しやすく、持ち運びにノンストレスとご好評いただいて12年目となりました。毎年教室で描いているにじみ絵を表紙にしています。

・特徴
「ルドルフ・シュタイナーの言葉」が毎月紹介されております。
毎月のメモ欄は備忘録に、アファメーションに、ご自由にお使いください。
年間カレンダーも取り入れています。

更新日

  • 2月10日(土) 新月
  • 2月24日(金) 満月

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