虹のこども園だより8月号｜2024 | 東仙台シュタイナー

東北三大祭りにも数えられる仙台七夕まつりは、旧暦で今でも八月に行われます。
園では夏休みに入るので、７月に祝いますが、そこから1ヶ月ほどは「七夕の季節」を味わっています。
夏休みの教室にも、子どもたちと作った七夕飾りが飾ってあります。
星に願いを。
今年の夏の猛暑と大雨の被害が、少しでも和らぐように祈ります。

七月の振り返り

今年も幼稚園部では楽しい七夕会が行われました。
短冊に子どもたちの願いをひとりひとり聞いて筆書きしていく時間が、毎年とても愛しい時間です。
7つの具材を乗せた恒例の「七夕そうめん」も、子どもたちが楽しみにしている行事食です。

近頃、カタツムリは乾燥化や舗装化が進むなかで絶滅危惧されているそうですが、園のすぐ近くの草むらにはこんなにたくさんのカタツムリが棲んでいます！
虫に興味のある子は、夢中で集めて時間を忘れています。
園庭でそれぞれ容れ物を用意して飼って観察しているのは、他にもハサミ虫やダンゴムシなど、子ともによって様々です。

卒園児対象小学生クラス「ふくろう文庫」でのお泊まり会。
35度を超える猛暑の中で行われましたが、
人形劇作り、
生の藍葉染め、
フォルメン線描、
キンダーライアー、
木工おもちゃ作り、
スイカ割り、
石臼挽いて粉作りからのクレープパーティー、
森の中の沢乙温泉ミニツアー、
夜の公園花火と
盛りだくさんで楽しみました。
こうして書くと盛りだくさんですが、さすが赤ちゃんからのながーいお付き合いの子どもたち、迎える私たちも経験豊富のスタッフばかりで、すべては流れるようにゆったりとした空気でひとつひとつを味わいながら過ごせました。
長く人間関係を紡いでゆくコミュニティの大切さ、こんな時代だからこそかけがえのないものであることを改めて思います。

油揚げとズッキーニのひじき和え

長いものひじき和え

牛乳・卵・白砂糖を使わない
シュタイナー幼稚園のレシピ

先月の園だよりレシピの、ひじきのもとの活用レシピ2種です。

材料）

◎油揚げとズッキーニのひじき和え
材料)
ズッキーニ１本(180g)
ミニトマト6個
玉ねぎ小1/2(70g)
油揚げ1～2枚
ひじきもと30g
オリーブ油
梅酢
塩

◎長いものひじき和え
材料)
長いも1/2本(290g)
梅干し5g
ひじきもと20g
醤油小匙1

作り方

◎油揚げとズッキーニのひじき和え
作り方)
①ズッキーニは1センチの輪切りか半月ぎりにする。トマトは縦半分に切る。玉ねぎは熱湯で、さっとゆでてザルで冷ます。
油揚げはフライパンで両面軽く焼き目がつくくらいあぶる。
②フライパンにオリーブ油を入れ、ズッキーニと、トマトの切り口を下にしてならべ、塩少々ふり、焼き色をつける。ズッキーニは、両面。トマトは切り口のみ。あら熱をとる。
③ボウルに玉ねぎ、油揚げ、ズッキーニ、トマトを入れひじきもと30gを入れて全体をよく混ぜたらオリーブ油小匙1、梅酢小匙1/2、塩一つまみ入れ味を調える。

◎長いものひじき和え
作り方)
①長いもの皮をむき、袋にいれて麺棒で、たたき一口サイズにする。
②ボウルに①と、梅干しを、包丁で刻んだもの、ひじきもと20g、醤油小匙1を入れよく混ぜ合わせて冷蔵庫で30分位味を馴染ませる。