小さい秋は、どこへやら。厳しい残暑から、気づけばすっかり秋のまんなかに。園の玄関の前には、宮城野萩が大きく咲き誇り、道ゆく人の目をなごませています。園庭では虫の音がにぎやかに、秋の調べを奏でています。四季があるって、すばらしいですね。世界を広く見渡しても、四季のある国は決して多くはないのだとか。子どもたちとこの美しい季節を、存分に味わっていこうと思います。
1年お休みしていた赤ちゃん母子クラス「るりのほし」が、9月から始まりました!昨年から今年生まれたばかりの赤ちゃんたちと、穏やかな時間がスタートしました。初回は、毛糸のポンポン鳥を作ったり、わらべうたであかちゃんとの触れ合い遊びを楽しんだり。次回はお母さん方のリクエストで、茜染めをすることになりました。
月に1度、他園に通うお子さんのための専科クラス「こびとのお庭」。にじみ絵の活動がメインのクラスですが、その後の自由遊びの時間もとっても楽しみにしている子どもたち。この日はおもちゃをたくさん広げて、人形劇のような世界を創造して没頭して遊んでいました。
こちらは、金曜夕方の小学生ミカエルクラス。この日はミカエル祭。教室の奥に設えた暗い洞窟から一人ずつ「つるぎ」を取り出してきたあとは、ミカエル祭のりんごのケーキをメインにお祝いの夕食をいただきました。差し入れの「ポポー」というマンゴーとバナナをミックスしたような不思議な味の果物と、阿蘇の山栗もいただき、秋の味覚も満喫しました。
幼稚園部のお母さん方が育ててくれた藍で、生葉のたたき染めをしました。葉っぱのスタンプのように遊べます。もう十分模様がついたから、出来上がりかな、と声をかけると、もっと叩きたい!と言われました。子どもたちはいつも、結果よりもその行為の中に生きて、味わっています。
牛乳・卵・白砂糖を使わない シュタイナー幼稚園のレシピ
◎焼きみかんみかん4,5個
酸味の強いみかんを、トースターか魚焼き器に入れて5分~焼きます。上下に焼き色がついたらザルにとり、さましてから、皮をむき食べます。酸味が飛び甘みが出ておいしくなります。
◎みかんのシロップ漬け酸味の強いみかんおよそ300g(皮をむいて)重曹5g水1l(みかん煮る用)
○シロップ水400ccてんさい糖60gレモン汁大匙1
①みかんの皮をむき、こふさにわける。外側の白い筋などとれる所はとる。②鍋に水1lを沸かし、重曹を入れて、みかんを入れて2分ゆでる。(まるごとは5分)ゆでたら冷水にとり、荒熱がとれたら、薄皮をむき、ザルにあげる。(すぐにむけます)③小鍋にシロップ用の水、てんさい糖を入れて沸騰したら火をとめ、レモン汁と薄皮をむいたみかんを、いれる。荒熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。3時間~味が馴染みます。そのままでも、ゼリーに入れたり、ヨーグルトにかけて食べます。
監修 嶋祐子
塩釜湾を眺める素敵なビーガン&ロウレストラン@chariot_goodtableさんでの開催です。大人のみでも、お子さん連れでもご参加できます。
毎回、園監修のお料理本「ひかりのレシピ」からピックアップしたおやつやお料理を2〜3種作ります。次回は10月24日(木曜日)10:00〜12:00幼稚園給食で人気のキビと野菜のスープと、蒸しパン、りんごチップの3種を作ります。
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