梅のつぼみも膨らんで、ようやく春がやってきました。
いよいよ、巣立ちの春です。
残り少ない時間を愛おしむように、遊びに夢中の子どもたち。
巣立つひなどりたちは、飛び立つ空に希望と期待がいっぱいで、
後ろを振り向くことを知りません。
大人はその背中に温かく手を添えて、励ましてあげるばかりです。
歩む先に幸おおかれと!

2月の振り返り

年明けから流行ったいろいろな感染症は、2月も猛威を奮い、とうとう3日間の学級閉鎖に。コロナ以外で閉鎖となったのは、今年がはじめてです。
豆まき会には数人しか参加できず、鬼のお面作りも途中のままに節分を迎えた子も。
そのため、全員すっかり回復してそろった時に、改めて「豆まき」をしました。
本来の節分より半月以上遅れましたが、「風邪の鬼」を払ってしまおうとみんなで張り切って豆をまきました。

3学期は年長さん対象の延長保育が週1回あります。
まずはみんなでお掃除から始めます。
子供たちは雑巾掛けが大好きです。「よーい、どん!」で床を磨いたあとは、あちこちの隙間や家具も、丁寧に拭き上げるのを楽しんでいます。

2歳児おやがめこがめクラスは、みんなでおやつ作りもしています。
同じメニューを、季節の間繰り返して作るのがポイントです。
小さな子どもたちは「いつも同じものが食べられる、何が出てくるか知っている」というのも、安心感と期待をもつポイントになるのです。
冬の季節は繰り返し「鬼まんじゅう」を作りました。名古屋名物、角切りにしたさつまいもに粉をまぶして蒸します。シンプルなおやつですが、とてもおいしいです。
今年は園で仕込んだ味噌の「たまり」がたくさんできたので、それを水で溶いて入れてみたら、風味よくひときわおいしく仕上がりました!

小学生ミカエルクラス、春からは音楽クラスとしてベーシストの齋藤駿介先生を講師に迎え音楽クラスが始まります。
年明けから、子どもたちとの交流を兼ねて時々遊びにきてくださっていますが、この日は大きなウッドベースを持ってきて、演奏を披露してくれました。
子どもたちは、自分の体よりも大きな楽器に興味しんしん。
演奏の後は、触らせてもらったりしました。

虹のこども園壁新聞
3月の予定

大豆揚げ

牛乳・卵・白砂糖を使わない
シュタイナー幼稚園のレシピ

材料|作りやすい量

大豆水煮缶 1缶(140g)
片栗粉 大さじ1
青のり粉 適量
菜種油 適量
醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
塩 ひとつまみ
白ごま 適量

作り方

①大豆水煮缶をボウルに入れ、片栗粉と青のりを振り入れ全体にまぶす。
②揚げ鍋に5ミリほど菜種油を入れ中火で①を入れ、全体に広げ、周りが白くカリッとしてくるまで、あまりさわらずにおく。
カリッとしてきたら箸で混ぜながら全体的にキツネ色に揚げる。
ザルなどで油をきる。
③小鍋に醤油、みりん、塩を入れ、煮立たせたら②にかけて全体にまぶす。
④器にもり、白ごまをかける。

簡単に水煮缶でつくりましたが、味噌づくりの時にでもゆでた大豆で作ってみると更に美味しくできます。
甘酢にしてもおいしいです。
塩+カレー粉もおすすめです。

監修 嶋祐子

お知らせ

虹のこども園、クラウドファンディングに挑戦しています!

2008年の私塾開園からたくさんのこどもたちに触れながら、社会で生き抜く根っこを育むお手伝いをしてきました。

それはこどもの成長でもあり、私たちおとなの成長でもありました。
あまりに速い社会の変化に自分を見失うことなく生きていくためにも、これまで「虹のこども園」で培われたエッセンスを広げていく、その足掛かりとなるプロジェクトです。
ぜひ応援していただけましたらうれしいです!

終了日時:2025年3月16日(日)

第16回「ゆんた はるこいまつり」

今年もやります!
どなたもどうぞの春のおまつり、ぜひ遊びにきてください。

とき:3月20日木曜日(春分の日)10:00~15:00
場所:宮城県県民の森 中央記念館2階
参加無料
・ゆんたマルシェ
・人形劇・写真展
・ワークショップ・ミニライブ
・無料おさがり市

更新日
  • 3月14日(金) 満月
  • 3月29日(土) 新月

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