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小さな声が聞こえるところ101 「休暇、最西端の島より」

これを書いている今、私は日本最西端の与那国島にいます。

「仙台ゆんた」の「ゆんた」とは、どんな意味かと時々問われますが、元々は大好きなこの八重山地方の古謡を意味します。(特に、仕事歌を指す場合が多いようです。)

学生時代に初めて石垣島や西表島を訪れてから、大好きになって幾度も訪ねた沖縄は心の故郷のような場所。
しかし、園を始めてからは保育士時代より長期休暇は多くなったはずなのに、実際に自分が休める日数は減ってしまい(個人事業主ならでは)、なかなかゆっくり出かけることがなくなってしまいました。

この夏、思い切ってやってた与那国島は、台湾までおよそ110kmという近さ。
石垣島より近いのです。戦前は、島の子どもたちの修学旅行先は台湾だったそうです。
日本で一番最後に沈む夕日は台湾に落ちていきます。

とにかく日差しが強くて暑いので、朝に散歩して、昼は部屋で読書などしてゴロゴロし、夕方海で泳ぐというような日々を数日送りました。
神経を休めるためにやってきた島なので、人が少なく、観光名所もそう多くないここはもってこいのところです。

この旅には久しぶりのことにもいくつか挑戦しました。
その一つがシュノーケリング。
20代の頃に八重山の海に魅了されて、シュノーケルセットまで揃えていました。
久しぶりに海に入ってドキドキしましたが、ウミガメにも何度か出会えて、一緒に泳ぐことができました。
海の中は、別世界。地上の領域とは違う世界、眺めているだけでトリップします。
潜るのもドキドキしたけれど、なんとか昔を思い出してできました!

(左にかすんで見えるのがウミガメさん)

よく、講座でシュタイナーの7年周期について話をします。
大人もまた7年周期のリズムで変容していきます。

私は今年、7年周期の7周目に入るのですが(何歳かは掛け算してくださいね!)これからの7年間に大事なテーマは「自分本来のこころの声に耳をすます」です。

新しい自分のリズムを見つけることが必要で、これまでと同じように忙しくしていると、特に肺や心臓など、体がダメージを受けていきます。
人生を振り返る休息が必要になってくるのです。

今回の与那国への休暇は、そんな自分の次なるターニングポイントの旅でもありました。
若い時のように、あちこちと1日に予定を詰め込むのではなく、大自然の中で、日常のやり取りのあれこれを置いて神経を休める旅。

ゆったりとして鋭気を養って、また子どもたちとの暮らしの日々に帰ろうと思います。

9月からはいよいよ、オンライン連続講座の第3期も始まります。
大人の、新学期です。

(この連載は毎月満月・新月の更新です。次回は9/10満月の更新です。)

 

録画視聴トークライブ(単発講座)
「子どものスピリチュアリティの育て方〜こんな時代を健やかに生き抜くために」
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ABOUT

虹乃美稀子東仙台シュタイナー虹のこども園 園長
公立保育士として7年間保育所や児童相談所に勤務後、シュタイナー幼児教育者養成コースに学ぶ。
南沢シュタイナー子ども園にて吉良創氏に師事。

2008年「東仙台シュタイナー虹のこども園」を開園。幼稚園部を中心に、未就園児親子クラスから小学生クラスまで、12年間にわたる子どもの成長を見守る草の根の教育機関として運営。
東京をはじめ、全国各地でシュタイナー講座・子育て講座を開催。

著書
『小さなおうちの12ヶ月』(河北新報出版センター)
『いちばん大事な「子育て」の順番』(青春出版社)