保育中のさまざまな場面で、私はたびたび「大丈夫だよ」と言います。
お母さんと離れるのが嫌で泣いている時、
転んで膝を擦りむいた時、
転んで膝を擦りむいた時、
友達とケンカをしていがみあっている時。
子どもたちを励ます「大丈夫よ」という言葉。
実際、お母さんと離れるときは辛いけれど、遊び出せば楽しくなりますし、
ちょっとぐらいの怪我はすぐに忘れてしまうし、
子どもの遊びの中のいさかいなどは、いつのまにやら仲直り。
「だいたいなんでもだいじょうぶ!」とおまじないのように唱えるのは、
私の魔法です。
そう、だいたいのことは「大丈夫」なのです。
実際に「大丈夫じゃない」ことは、意外と人生の中でそう多くはありません。
幼児期に育みたいのは、生きることへの意欲と世界への信頼。
これは自己肯定感の根っこになります。
ですから、小さな子に接する大人が折々の場面で、確信を持って「大丈夫よ」と言ってあげられることはとても大事なことなのです。
一緒に不安になったり、心配したりすることと「寄り添うこと」は違います。
子どもに寄り添う大人として、小さな風には揺らがぬ大きな大木のような安定感を持っていられるようにと努めています。
子どもに寄り添う大人として、小さな風には揺らがぬ大きな大木のような安定感を持っていられるようにと努めています。
年長の子どもたちは、長く通っていると段々と私たち大人の真似を自然とするようになります。
2学期にもなると、年下の子どもたちへの態度に特にそれがあらわれます。
2学期にもなると、年下の子どもたちへの態度に特にそれがあらわれます。
食事中に味噌汁をひっくり返して慌てている子に
「大丈夫だよ!!拭けばいいから大丈夫!」
お集まりの時間にいろんなことが気になって立ち歩いてしまう子に
「座ってて大丈夫だよ」
不覚にもおもらしをしてしまって泣き出した子に
「大丈夫だよ!!拭けばいいから大丈夫!」
お集まりの時間にいろんなことが気になって立ち歩いてしまう子に
「座ってて大丈夫だよ」
不覚にもおもらしをしてしまって泣き出した子に
「着替えればいいから大丈夫!」
子どもたちの口から自然と「大丈夫」と励ます言葉が出ているのを耳にすると、
人間が持って生まれてきた優しさと思いやりの心に触れて、
私の胸もとても温かさに包まれます。
人間の尊さに触れる思いです。
私の胸もとても温かさに包まれます。
人間の尊さに触れる思いです。
本当に「大丈夫じゃない」のは、今も続いている戦争です。
戦場に無防備におかれた子どもたちに「大丈夫」の言葉は無力です。
世界中の誰が、命の危険にこの瞬間も晒されている子どもたちに、
心の底から「大丈夫」だと言ってあげられるというのでしょう。
「大丈夫」な世界を作っていくのは、私たち大人の責務です。
大丈夫な世界は、平和な世界。
「大丈夫」と言ってあげられる環境は、それを保証する大人の責任とともにあるのです。
日々の足もとから、小さな平和を生み出していけますように。
心の底から「大丈夫」だと言ってあげられるというのでしょう。
「大丈夫」な世界を作っていくのは、私たち大人の責務です。
大丈夫な世界は、平和な世界。
「大丈夫」と言ってあげられる環境は、それを保証する大人の責任とともにあるのです。
日々の足もとから、小さな平和を生み出していけますように。
「小さな声が聞こえるところ」は新月・満月の更新です。
次回は12月13日新月の更新です。
次回は12月13日新月の更新です。
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