去年卒園した女の子が拾ってくれた山栗がたくさん届きました。
早速茹でておやつにしました。とれたての葉付きの落花生も。
「あのお姉さんが送ってくれた」というつながりの喜びを感じつつ頂きました。
幼稚園部のスタッフは今、二人とも15歳になる卒園児を持つ元保護者さんです。
この前、保育後のお茶の時間に
「あと15年くらいしたら、孫を園で預かってたりしてね」
「先生、まだまだ働けてて良かった!うちの子もお願い!」
なんて言われたりしてね、と大笑いしていたのですが、その翌日の幼稚園部で5歳の女の子に
「私がお母さんになって、ここの幼稚園に子ども入れたら(お誕生日に母親が持参することになっている)おふるまいのおやつは何作ればいいかな」
と真顔で相談されてしまいました。笑
「つながり」がどんどん希薄になっている時代です。
しかし、幼児期はこの「つながり」の根っこをしっかり感じることが世界への信頼と安心につながります。
卒園して遠くにお引越しした子が、美味しいものを届けてくれたり、自分がいつかお母さんになったら、ここの園にまた来ようと思える、そんな「つながり」を子どもたちが感じられていることは、私たちの喜びです。