7/11たらちねの会「草木染め」ご報告

雨のしとしと降る涼しい日に、玉ねぎ染め・おひさま染めに心惹かれた方たちが集ってくださいました。

今回の草木染めで使用する玉ねぎの皮は、台所に立つと無理なく集められる上、とても美しい黄色の発色を楽しむことができる代物。

たらちねの会の母親たちがコツコツ集めた皮を、ゆっくりと水につけゆるませることで煮出したときに色がしみ出しやすいように下準備していました。

玉ねぎの皮と同じように、参加者さんたちも自己紹介やおしゃべりを楽しんでゆるんでから、マルシェバッグの絞り作業に入りました。

パッとインスピレーションを得てどんどん絞りを入れていく方

ひとつひとつ味わいながら絞りをつけていく方

他の人のやり方を参考に自分流にアレンジしていく方

さまざまな方法でご自分らしい絞りをつけてくださいました。

今回はビー玉を使って絞った方がほとんどでしたが、糸でぐし縫いしてひっぱる縫い絞りにも興味が集まっていました。

マルシェバッグを染めている間、おひさま染めに移りました。

おひさま染めをするとき、瓶の中の草木や羊毛は、おひさまの光もお月様やお星様の光も全て、わたしたち人間が感じているのと同じように感じています。

そして、ゆっくりゆっくりと瓶の中で草木の色が染みだし羊毛の中に溶け込んでいきます。

この日は玉ねぎ、枇杷、マリーゴールドを入れたおひさま染めの瓶ができあがりました。

参加者さんが作ってくださったおひさま染めの瓶はまるで小宇宙のようでした。

朝晩、瓶のふたを開けて色や香りを楽しんだら、天地を返して色がなじむように育てていきます。少しずつの変化に気付いて我が子を見守る心境と似ているかも知れません。

玉ねぎ染めの仕上がりは上々。

美しい黄色が心を弾ませてくれるようなマルシェバッグができあがりました。

外に干して揺れている玉ねぎ色のマルシェバッグを愛でながら、スタッフ手作りの三年番茶の寒天、差し入れでいただいたさくらんぼ、麦茶で一息。

最後に、この日集えたことに感謝しながらお祈りの言葉を唱えしめくくりました。

子連れで参加してくださった方は、お子さんも他の子どもたちと仲良く遊んでくれ、ご自分もゆっくりと手仕事を楽しめたのでよかったと語ってくださいました。

次回のたらちねの会の手仕事でも、ほっとするひとときを共にできれば嬉しいです。

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         次回

9月25日  水曜日

かご編み

つるを使って、小さなかごを編みます。

 

おひとりでも、お子様とご一緒でも、

どなたでもご参加いただけます。

ご参加お待ちしております。

(お問い合わせ・ご予約)

こちらのページからお申込みいただけます。

(文・研修係 中鉢)

ABOUT

虹乃美稀子東仙台シュタイナー虹のこども園 園長
園長および幼稚園部担任他。
公立保育士として7年間保育所や児童相談所に勤務後、2000年に音楽発信ホーム「仙台ゆんた」を開き、アンプラグドのライブ企画など行う。
並行してシュタイナー幼児教育者養成コースに学び、南沢シュタイナー子ども園(東京都東久留米市)にて吉良創氏に師事。
08年仙台ゆんたに「虹のこども園」を開く。
民俗学とロックとにんじんを好む。1973年生まれ、射手座。

著書
『小さなおうちの12ヶ月』(河北新報出版センター)
『いちばん大事な「子育て」の順番』(青春出版社)