小さな声が聞こえるところ42「天体に包まれて生きる」
教室の奥には、用務員さんに増設してもらった小部屋があります。 小さな園ですが、創立から数年経ち園児が増えてきた時代に、 元々は家屋と一体のガレージであったその場所を、 床を張り壁を...
教室の奥には、用務員さんに増設してもらった小部屋があります。 小さな園ですが、創立から数年経ち園児が増えてきた時代に、 元々は家屋と一体のガレージであったその場所を、 床を張り壁を...
3月。幼稚園部の卒園のつどいと、それから赤ちゃん組から小学生クラスまで、 計6クラスの修了を見届け、ちょっと放心している新月です。 今月になって、新型肺炎の影響から様々な社会的対応...
新型肺炎の世界的流行に伴い、今月に入って世間が一層騒がしくなってきました。 学校が一斉休校になったり、 様々なイベントや集いがキャンセルになったりと、 初めは対岸の火事のように見て...
いよいよ、卒園の春が近づいてきました。 この時期になると、年長の子どもたちは残り少ない園生活を肌で感じて、遊びにも力が入ります。 卒園制作として、5回の延長保育の中で「坊ちゃん人形...
先日、雑誌「暮らしの手帖」の編集部を訪ねる機会がありました。 昨夏に出版された拙著「小さなおうちの12ヶ月」を、先号(第5世紀3号)で書評に取り上げていただいたご縁からです。 書評...
今年初の新月、つまり今日は旧暦の元旦。 改めまして、あけましておめでとうございます。 大寒も過ぎたこの時期は、光が春に向かって少しずつ膨らむ気配が感じられます。 「新春」とか「迎春...
園では、食事の前に小さな歌に続けて、 こんなお祈りをします。 大地がこれらをもたらしました 太陽がそれを実らせました 愛する太陽 愛する大地 私たちは決して忘れません 開園当初から...
クリスマス・イブの朝早くに、ある保護者さんからメールが入りました。 待ちに待った赤ちゃんが、その日未明に生まれたと。 予定日を8日過ぎてのお誕生でした。 なんだかそわそわしていつも...
幼稚園部に入園されると「お母さんもシュタイナー幼稚園へ!」という体験プログラムがあります。 子どもたちが繰り返し体験している 毎日のライゲン(お遊戯的リズム遊び)、 毎週のにじみ絵...
先日、園の用務員係を請け負ってくれている大工の友人Yさんに、 作業後のお茶を出していた時のこと。 あれやこれやの話題の中でふと彼が 「人間に生まれてきたんだから、身体使わないと意味...